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悪い知らせは突然に…

最近、有名人の間でも増えている「くも膜下出血」

 

GLOBEのKEIKOさんがこの病気で倒れたというニュースを聞いた時は、
「あんな歳でも…」と驚いたのを覚えています。
こういった血管系の病気って、
ある程度年齢が上の人が罹患するというイメージが強かったもので…。

 

実は筆者の父親も、50歳の時にくも膜下出血を発症しました。
倒れる数週間前に会った時、
「なんだか顔色が悪いな〜。疲れているのかな」
と思ったのをよく覚えているのですが、
今にして思えば、その頃から兆候はあったのでしょうね。

 

頭痛を訴えることなんてほとんどない父だったのですが、
その日は朝から頭が痛かったのだとか。
なんと、自分で車を運転して病院へ向かい、
医師の前で倒れてしまったのです。

 

あと数分早ければ、交通事故を起こしていたかも…と思うと、
血の気が引いていきますよ(汗)。

 

父の場合は、不幸中の幸いにして
“当たりドコロ”が良かったために大きな障害も残らずに回復し、
10年経った今は普通の生活を送っています。

 

でも、そんなケースは本当に稀で、
多くの場合は何らかの障害が残ってしまったり、
命を落としてしまったり…。

 

働き盛りの人に起こりやすい病気ですので、
一家の大黒柱を失って途方に暮れる家族も多いのです。

くも膜下出血は脳卒中の一種

ところで、くも膜下出血とはどのような病気なのでしょうか。
脳の病気には、くも膜下出血の他にも
脳卒中や脳梗塞といった病名があり、
「何がどう違うの?」と疑問を感じている方も多いことでしょう。
くも膜下出血

 

正式には、くも膜下出血は脳卒中の一種。
脳梗塞、脳出血の2つを含めて、「脳卒中」なのです。

 

【脳卒中@ くも膜下出血】
脳は、外側から硬膜、くも膜、軟膜の3つの膜で覆われています。
そのうち、くも膜と軟膜の間の隙間=くも膜下の部分に出血が起こること
「くも膜下出血」といいます。

 

原因の多くは、脳の動脈がこぶのように膨らんで破裂するというもの。
出血量や部位によっても予後に差が出てきますが、
主な症状としては、激しい頭痛と吐き気、嘔吐。
やがて意識を失って倒れてしまいます。

 

 

【脳卒中A 脳梗塞】
脳の血管が詰まったり、脳の血流が正常の5分の1〜10分の1まで低下してしまうと、
脳細胞に酸素や栄養素が十分に送られない状態になるわけですから、
脳の組織が壊死してしまいます。

 

これが、いわゆる脳梗塞。
さらに、どこの部位で脳梗塞が生じたかによって、
「アテローム血栓性脳梗塞」、「心原性脳梗塞」、「ラクナ梗塞」の
3種類に分けることができます。
※専門的な話になりますので、詳細はココでは割愛します。

 

 

【脳卒中B 脳出血】
脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳の内側に出血した状態。
流れ出た血液は、脳の組織を破壊したり、
固まって組織を圧迫したりしてしまいます。

 

症状としては、意識障害や運動障害、感覚障害などが表れ、
最悪の場合は死に至るという恐ろしい病気です。
一命を取り留めたとしても、
言語障害や麻痺といった重い後遺症が残るケースが多いようです。

くも膜下出血を予防するには

くも膜下出血を含め、脳卒中の主な原因は加齢と高血圧。
加齢は仕方がないとしても、
高血圧は生活習慣を改めることで改善できるハズです。

 

なぜ高血圧が悪いのかといえば、それだけ血管に負担がかかるからです。
ホースを流れる水と重ね合わせて考えると分かりやすいですよ。
流れる水の圧力が高ければ高いほど、
ホースが傷ついたり破裂したりする可能性は高くなりますから…。

 

食べ過ぎや塩分の取り過ぎに注意して生活することはもちろんですが、
身体を温めることや、なるべく寒暖の差を少なくして生活することも大切です。
身体が冷えると血液中の脂肪分が固まって血栓ができやすくなりますし、
急激な温度差は血圧を上げる元。
温度が低くなりがちなトイレや脱衣所の温度管理にも注意が必要です。