恐るべし!湯たんぽのパワー
寒い日は、足元からじわりじわりと冷えてきますよね。
足先は心臓から最も遠い場所ですから、
血行が滞りやすく熱が伝わりにくいのです。
真冬は足が冷たくてなかなか寝付けないという方も多いことでしょう。
そんな時、重宝するのが、古き良き温めグッズ「湯たんぽ」!
筆者が子どもの頃に実家にあった物は、
オレンジ色でゴム製のタイプと、金属でできた銀色のタイプ。
特に後者は直接触れると火傷をするということで、
母がタオルでぐるぐる巻きにして布団の中に入れてくれていたものでした。
空調技術が発達した現代だって、湯たんぽはまだまだ健在!
エコブームで節電が叫ばれるようになった昨今、
電気を使わずに効率よく血行を促進して身体を温めてくれる湯たんぽが
再び注目を集めているんです。
使い方は、いたって簡単。
70℃前後のお湯を入れてタオルで巻くだけ。
※なぜタオルで巻く必要があるかというと、一つ目には低温やけどを防ぐため。
二つ目は、長く保温するためです。
お湯を2リットル使うとすると、
ホッカイロの約100倍もの熱量になるというから驚きです。
ちなみに、徐々に湯たんぽの温度が下がってくるのは、
その分だけ身体に熱が移動している証拠。
血が温まり、血行も改善しつつあるというサインです。
効果的な湯たんぽの使い方
湯たんぽというと、就寝前に布団の足元に置いて寝る…
という使い方がメジャーではないでしょうか。
しかし、実は、起きている時間帯に使うと
より効果的に血行を促進できるんです。
特に、スカートを履いてのデスクワークが多い方にはオススメ!
ずっと座りっぱなしだと、だんだん脚元の血行が悪くなって、
冷えてトイレが近くなったりむくんでしまったりしませんか?
湯たんぽを使って脚先を温めれば、もうそんな心配もありません◎
「でも、オフィスで湯たんぽ…?」
と抵抗感を感じる方も多いでしょう。
大丈夫、周りの人にバレずに湯たんぽを使うコツがあります。
大判のストールや膝掛けで足元をすっぽりと隠してしまえば良いのです。
(膝掛けの使用が禁止されているオフィスだとツライですが…)
それに、最近は、次の項目で紹介するような
オシャレで手軽な湯たんぽも色々出ています。
一昔のような「ダサい」イメージは払拭されていますので(笑)、
筆者の勤務先ではわりとみんな堂々と、
湯たんぽユーザーであることを公表していますよ。
湯たんぽアラカルト
外側から血行を促進するなら、なんといっても湯たんぽがオススメ!
…とはいえ、湯たんぽなんて持っていないし…という方に朗報です。
湯たんぽは、自分でも簡単に手作りすることができるんです◎
容易する物は、ホットドリンクが入っていたペットボトル。
(オレンジ色のフタのPETです)
これに40℃前後のお湯を注ぎ、全体をタオルで覆えば即席湯たんぽの完成!
ね、簡単でしょう?
これだけでも、結構効果が期待できるんですよ。
会社で湯たんぽを使って足元の血行促進を図りたい方には、
ファッションブランドの湯たんぽがオススメ。
ニーム(NIEMS)というナチュラル系の
ファッションブランドが販売している湯たんぽなのですが、
お湯を入れるボトルとやわらかいフリース生地のカバーがセットで1680円!
カバーの柄がまたかわいくて、
ボーダー、ドット、ギンガムから選ぶことができます。
これなら、人目を気にせず血行改善ができるでしょう。
販売元は女性誌でおなじみの宝島社。
まあ、付録の一種みたいなものでしょうか。
お求めは、書店や一部のコンビニで!