スキンケアで血巡りを整える
ある程度の年齢になってくると、お肌のくすみが気になってくるもの。
若い頃にはちょっと睡眠時間を増やせば肌の調子も良くなったのですが、
30歳を超えると睡眠くらいではどうにもならなくなってきます。
メイク厚塗りしても、ごまし切れないそのくすみ…。
原因は、まぎれもなく血巡りの低下です。
肌も体の一部であり、肌細胞も新陳代謝を繰り返しているわけですから、
血巡りが悪くなれば肌のコンディションが低下するのは当然のことです。
これを改善するには、まずは普段のスキンケア法を見直すことですね。
忙しい日々の中、急いで洗顔してパシャパシャっと化粧水をつけて
あとはクリームで蓋をして…と、スキンケアを簡単に済ませていませんか?
言うまでもありませんが、25歳を過ぎたら、
メイクよりもスキンケアに時間をかけるべきですよ(笑)。
まず、洗顔する際には、たっぷりの泡で時間をかけて洗うこと。
肌に泡を乗せたら、頬の筋肉をめいっぱい使って
「リ・フ・ト・アッ・プ」と言ってみてください。
これだけでも顔の筋肉が活性化されて血巡りが改善します。
次に、化粧水。
肌への刺激を考えれば、コットンよりも手でつけるのがベター。
500円玉大の化粧水を手に取ったら、顔全体になじませてハンドプレスします。
手の平で温めることによって肌がやわらかくなりますので
化粧水の浸透力もUPします。
この時、肌の奥まで化粧水が浸透していく様子を思い浮かべて!
カサつきが気になる部分は、特に丁寧になじませましょう。
最後はクリームでお肌のフタをします。
(肌の水分が蒸発するのを防ぐため)
クリームを手に取ったら、顔の中心部から外側に向かって
くるくるとマッサージしながら伸ばしていきます。
ただ塗るだけよりも、肌の血行が良くなりますよ◎
最後は、とっておきの裏技!
首筋に両方の手の平を当てて、首のラインに沿って鎖骨まで降ろします。
老廃物を下へ向かって流すようなイメージで。
最後は鎖骨部分にあるリンパ節に、老廃物をポイッ。
これを繰り返すことで、お肌のくすみ感は格段に改善するハズです。
質感重視メイクで血巡り良く見せよう
誰だって、常に疲れを感じさせない血色の良い肌でいたいものです。
しかし、人間、生きていれば
いつも万全のコンディションを保てるわけではありませんよね。
肌の不調をメイクでごまかせない時もあるでしょう。
そんな時は、次のポイントに気をつけてメイクしてみて!
血巡りが良く見えて、調子が悪いのに
「肌キレイだね」と褒められるかもしれません。
【チーク】
健康的な血色を作りだすためには、コーラルピンクのチークがおススメ。
笑った時に頬が盛り上がる一番高い部分からフェイスラインへ、
丸い半円を描くように薄〜く入れましょう。
大きめのブラシを使うと淡く自然に仕上がります。
【リップ】
顔の印象を左右するのは、メイクの中でもやっぱりリップ!
透き通ったツヤ感のあるコーラルレッドのグロスを使いましょう。
下地にリップバームを塗っておくと、グロスがキレイになじみます。
上下の唇の中央付近に乗せて、両側へ広げていきます。
あくまで自然に見せるために、全体に均一に塗りましょう。