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じんましんのメカニズムとは

ここ数年、筆者が悩まされているのは、じんましん(蕁麻疹)
じんましんは、赤いふくらみがボツっと表れて、
それが広がったり、他の場所にも出てきたり…といった症状です。
みなさんも、一度は経験されたことがあるのではないでしょうか?

 

一つ一つの大きさは、2〜3mm程度ですが、
広がっていくとやがて10cm以上の大きさにまで成長することもあります。

 

とにかく、焼けるような痒さが特徴的で、筆者の場合、
じっと座っていることはできません。
痒いというよりは、「痛い」といったほうがしっくりくるイメージですね。

 

じんましんの症状が出ると、
「カチカチ山が来た!」
と言って走りまわったり、水で冷やしたりしています。

 

痒いからといってかきむしっていると、
跡が残って悲惨なことになりそうなので、
患部にはなるべく触らないほうがよさそうです。

 

不思議なことに、この症状、
数分〜1時間程度で何事もなかったように消えていきます。

 

メカニズムとしては、ヒスタミンという物質が皮膚の血管を拡張させ、
血液中の水分(血漿といいます)を血管の外に浸み出させることが
原因になっているのだとか。

 

このヒスタミンは痒みを感じる神経を刺激してしまうので、
それが元で痒くなってしまうのです。

 

場合によっては身体の内部に出てくることもあり、
気道が塞がれて呼吸困難に陥ることもあるという怖い症状です。

じんましんの原因は?

じんましんは、アレルギー性のものと非アレルギー性のものに分けられます。

 

【アレルギー性じんましんの場合】
食べ物(食品添加物含む)や動植物、
化学品(洗剤、シャンプー、洗顔剤に含まれている保存料や合成界面活性剤など)
が原因で起こります。
これらの中に含まれるなんらかの物質が
体内で「異物だ!」と認識されると、
細胞から様々な物質と一緒にヒスタミンが放出され、
皮膚の血管を拡張させます。
すると血液中の血漿が血管の外に浸み出し、
結果としてじんましんとして皮膚の表面に表れてくるわけです。

 

もっと詳しく言うと、IgEと呼ばれる抗体が肥満細胞にくっつき、
ここに抗原(アレルギーの原因物質)が結合することで
脂肪細胞がヒスタミンを放出するのです。

 

もともとは蕁麻と呼ばれる植物に触れた時に表れる症状に似ていたことから
この名前が付けられたそうですが、原因となる物質は植物に限りません。
自分の身体が何に対してアレルギー反応を起こしているのか、
まずは自分の生活を振り返って原因を突き止めることが大切でしょう。

 

 

【非アレルギー性じんましんの場合】
衣類による摩擦や圧迫、寒さや暑さ、
振動による血行改善などによってじんましんが出る場合があります。
非アレルギー性の場合は、これらの物理的な刺激が引き金となって
脂肪細胞がヒスタミンを放出します。

慢性じんましんを克服するために

皮膚科の専門医にもハッキリと言われましたが、
一過性ではなく慢性的に出現するじんましんの場合、
原因を特定するのは非常に難しいのだとか。

 

治療するためには原因物質との接触を断つのが最も効果的ですが、
「コレだ!」
と明確な答えを出すまでに至らないケースが多いようなんです。

 

そのため、実際の治療は、
抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などを服用し続けることになります。

 

あまりに症状がヒドい場合には、
強いステロイド外用剤を処方されることもあるようですが、
一度使うとなかなか止められなくなる薬のようですので、
あまりオススメされないようです。

 

筆者も軽い内服薬を飲み続けていますが、
一番効果があると感じるのは、深呼吸ですね。
じんましんが出た時、
精神的にパニくるとますます症状が悪化してしまいますので、
そういう時こそ深く呼吸を続けて気持ちと身体を鎮めるんです。
すると、痒みが和らいで症状も治まってきますよ。

 

過労やストレス、睡眠不足はじんましんを起こしやすくするそうですので
物理的な原因がハッキリしないのであれば
まずはココロのメンテナンスから始めてみてはいかがでしょう。

 

慢性化した症状は、
「気づくと治っていた」とか
「出産を機に治った」とか
「ある日突然治った」とか…人によって様々なよう。

 

気長にお付き合いするしかなさそうです。