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脂質異常症は遺伝する

筆者は、24歳の時に初めて正式な血液検査を受けたのですが、
その結果には衝撃を受けました…。
なにしろ、コレステロールが正常値を大幅に上回っていたので!

 

当時、コレステロールが高い=肥満と思い込んでいたので、
「中肉中背なのに…。そんなに良いもの食べてないのに…なんで!?」
…と、納得いかない気持ちで再検査を受けたのを覚えています。

 

結論を言うと、筆者は遺伝的な要因で脂質異常症になりやすい体質なのだとか。
確かに、母方はコレステロール値が高めだったので、
会社の血液検査の数週間前から食事を制限していたのを覚えています。

 

筆者のような家族性の高脂血症は、約150人に1人の割合で発症するそうで、
コレステロール値だけが高い場合と、中性脂肪だけが高い場合、
そして両方が高いケースの3つがあるのだといいます。

 

つまり、血液の状態が遺伝するということは
現実にあり得るということです。

家族性高コレステロール血症とは

ところで、なぜ家族性の高コレステロール血症は遺伝してしまうのでしょう。

 

それは、遺伝子の異常によって起こる病気だからです。

 

私たちの身体には、LDLレセプター(受容体)というものがあり、
血液中のコレステロールを肝臓に取り込む役目を担っているものですが、
遺伝的な異常でこのレセプターが欠損したり、
うまく機能していなかったりするケースがあります。

 

すると、末梢組織で取り込まれなかったLDLは肝臓に戻ることができず、
血液中に余った状態になってしまうのです。

 

これが、血中コレステロール値が高くなる原因です。

 

具体的な数値で言うと、
血液検査の血中コレステロール値が300mg/d?を超えてしまう場合が多く、
すぐにでも治療が必要となります。

遺伝よりも深刻!生活習慣のクセ

遺伝的には特に問題がないのに、
家族揃って血中コレステロール値が高いというケースもあります。

 

これは、生活習慣に問題がある可能性が考えられます。
同じ家に住んでいる家族なら、
食生活や生活パターンがたいだい似通っていますよね?

 

仕事で外食が多い…というパターンであればその限りではありませんが、
三食をほとんど同じように食べているという場合は、
その食事内容や食べ方に何らかの問題が潜んでいることが多いのです。

 

例えば、脂物が多く、野菜が少ないメニューになりがちだったり、
夕食の時間がいつも深夜になっていたり。

 

私たちの血液を作る元になっているのは、
なんといっても毎日の食事ですので、
バランスの悪い食生活を送っていればその影響は必ず血液に表れます。
血液は、実に正直に、私たちの身体の状態を教えてくれるものなのです。
(正直過ぎて、ちょっと怖いですけど…苦笑)

 

家族の血液検査に異常が表れたら、同じ生活をしている人間は
「もしかしたら自分にも同じ変化が表れているのでは…」と、
自分の健康も疑ってみたほうが良いかもしれませんね。

 

元々、遺伝的にコレステロールが高めの家系であれば、
なおさら、日々の生活習慣には注意を払うべきです。

 

万が一、血液の異常から心臓や脳の病気を発症すると、
手術や治療でかなりのお金がかかります。

 

後遺症が残ることも珍しくはありませんので、
家族みんなが大変な思いをすることになってしまいます。

 

日頃から、家族みんなでお互いの健康を注意し合って生活したいものですね。