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脂質異常症の原因って何?

脂質異常症とは、血液中の脂質(血中脂質)に異常がある状態のこと。

 

血液に含まれる脂質には、コレステロールや中性脂肪、
リン脂質、遊離脂肪酸がありますが、
これらが「血液中にどの程度含まれているか」が、
健康の一つのバロメーターと言えるでしょう。

 

どれかが極端に多すぎてもダメですし、少な過ぎてもいけません。
血液中の脂質のバランスが崩れると、
その血液が流れる血管が硬くなったり詰まりやすくなったりします。

 

結果的には、心筋梗塞や脳梗塞といった
命に関わる病気を発症するリスクが高くなるのです。

 

このような脂質異常症をもたらす原因としては、
食生活の乱れによる影響が最も大きいと考えられています。

 

食べ過ぎ、飲み過ぎ、偏食、ドカ食い、不規則な食事…
これらを繰り返していると、
体内の血液には必ずなんらかの影響が表れ始めます。

 

また、運動不足も脂質異常症を助長する大きな要因。
身体を動かさなければ脂肪は燃えませんので、
血液中にも脂肪分が過剰にあふれた状態になってしまいます。

 

脂質異常症が「生活習慣病」の一つとしてカウントされるのは、
このように、その人の“生活”そのものの乱れ
見えやすい症状となって表れるからなのです。

内臓脂肪型肥満が脂質異常症を招く!

「内臓脂肪型肥満」という言葉をご存知でしょうか?
これは、肥満の中でも特に問題がある肥満!
読んで字のごとく、内臓の周りに脂肪がつくタイプの肥満のことです。

 

肥満には、皮下に脂肪がつく「皮下脂肪肥満」タイプもありますが、
同じく“太っている”状態であっても、
その危険度には雲泥の差があります。

 

なぜなら、内臓脂肪は様々な“悪いホルモン”を分泌しているから。
例えば、高血糖へと導くTNF-αや血栓をつくりやすくするPAI-1など、
嬉しくない作用のある物質を放出しているんです。

 

これらの物質は、脂質異常症を促進させる原因にもなりますので、
血液の健康にとって有害以外の何物でもありません。

 

「内臓脂肪型肥満は良くない」と言われますが、
それは単に「太っている」という見た目のことを指摘しているわけではなく
健康を損なうリスクが高いからこそ忌み嫌われているのです。

脂質異常症とメタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム、通称「メタボ」とは、
単にお腹周りが太っていることだと思っていませんか?

 

もしそうだとしたら、それはとんでもない勘違いです!
なぜなら、たとえ見た目が太っていたとしても、
血液検査の結果に問題がなければその人はメタボではないからです。

 

つまり、メタボとは、太っていることに加えて
血液に問題がある状態のことを指しているわけです。

 

具体的には、次のような流れで判定します。

 

@腹囲を計測する
 (男性:85cm以上、女性:90cm以上ならクラス1
 基準未満だったとしても、BMIが25以上の人はクラス2に分類されます)
↓(ここから血液のチェックに進みます)

 

A脂質異常のチェック
 ・中性脂肪値:150mg/d?以上
 ・HDLコレステロール値:40 mg/d?未満
 …上記のいずれか一方、または両方にあてはまる

 

B血圧
 ・収縮時血圧:130mmHg以上
 ・拡張時血圧:85mmHg以上
 …どちらか一方、または両方あてはまる

 

C血糖値
 ・空腹時血糖値:100mg/d?以上

 

D喫煙の有無

 

クラス1の場合は、2つ以上該当で「メタボ」と診断。
クラス2の場合は、3つ以上該当で「メタボ」と診断されます。

 

※喫煙は、A〜Cのいずれも当てはまらなければ「0」とカウントします