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生活習慣病とは?

「生活習慣病」という言葉自体は、誰もが耳にしたことがあるでしょう。
しかし、その範囲は非常に広く、
「生活習慣病」という病名の病があるわけではありません。

 

生活習慣病の具体例を挙げると、
動脈硬化、高血圧、狭心症、心筋梗塞、
脳血管障害、脂質異常症、糖尿病。

 

…察しの良い方ならばお気づきになるかと思いますが、
生活習慣病は、いずれも、血液や血管と密接な関係のある症状ばかりです。

 

つまり、生活習慣病と血液の流れ(血行)は切っても切れない関係にあるということ。
血液や血管のメンテナンスを怠らず、血行を正常に維持することができていれば、
生活習慣病を予防できる可能性があるというわけです。

 

生活習慣病は、その名の通り、
生活習慣(ライフスタイル)が要因となって発生する病気です。
不規則な生活や、好ましくない食生活を続けた結果として表れた
身体からの「SOS」サインと捉えても間違いではありません。

 

特に、「人は血管と共に老いる」という言葉があるくらい、
血管の老化は健康に直接的に影響を与えます。

 

生活習慣病を予防・治療するためには、何はともあれ
自分自身のライフスタイルを見直し・改善し、
血管を正常な状態に保つようメンテナンスすることが大切なのです。

それぞれの生活習慣病と血管の関係

では、それぞれの生活習慣病と血管との間にはどのような関係があるのでしょうか。

 

血管や血行にどのような変化が表れると病気を発症してしまうのか、また、
病気が血管にどのような影響を与えるのか、一つ一つ見ていきましょう。

 

●動脈硬化
年齢とともに、血管は柔軟性を失って硬くなっていきます。
すると、プラークと呼ばれる粥状の塊が血管壁の内側に蓄積され、
これが破れると、今度は血の塊(血栓)ができて血管を狭くしてしまいます。

 

血管が狭くなるわけですから、血液も通りにくくなり血行が悪くなりますし、
血管壁にかかる血圧も高くなります。
最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞といった深刻な病気の引き金になってしまうのです。

 

 

●高血圧
血管は、血液を流すポンプのようなもの。
長年使い続けたポンプがもろくなるように、
血管もまた、経年変化で劣化していきます。
何十年もの間、常に血液よる圧力がかかり続けているわけですから、
徐々に硬く、もろくなってしまうのです。
すると、血管の柔軟性は失われ、血行が悪化し、
ますます高い血圧がかかるようになり…。

 

年齢を重ねると「血圧が高い」と指摘されるようになる要因としては、
このような血管の老化現象が一つとして挙げられます。

 

また、前述の動脈硬化も血圧を上げる要因の一つ。
動脈硬化によって、血管壁にかかる血圧は高くなります。
卵が先か?鶏が先か?の議論になってしまいますが、
「動脈硬化が原因で高血圧になる」とも言えるのと同じように
「高血圧が動脈硬化を進行させる」と考えることもできます。

 

 

●狭心症
狭心症とは、心臓に酸素や栄養分を供給する「冠動脈」が狭くなったり
詰まったりすることによって、血流が低下する症状。
動脈硬化が要因になっているケースが多いようです。
血行が悪くなり、心筋への血液供給量が極端に低下するわけですから、
急に胸が苦しくなったり、動悸や息切れが発作的に表れたりします。

 

 

●心筋梗塞
狭心症が「冠動脈が狭くなる症状」であったのに対し、
心筋梗塞は、冠動脈の一部に血栓が詰まって
完全に血液の流れがSTOPした状態です。
血液が全く供給されないわけですから、その苦しみは相当なもの。
心筋が壊死してしまうほどで、命に関わる非常に深刻な状態です。

 

 

●脳血管障害
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血等、
脳の血管の病気を総称して「脳血管障害」と呼びます。

 

いずれも、主な原因は動脈硬化。
血管が血栓で詰まったり、血管が破裂して出血したり…と、事態は深刻です。

 

脳血管障害は、発生する箇所によって予後が様々。
順調に回復して社会復帰できる人もいれば、
失語症や身体の麻痺といった後遺症で寝たきりになる人もいますし、
命を落とす人も少なくありません。

 

 

●脂質異常症
いわゆる、「血中コレステロール」が異常に多い状態。
コレステロールは、あらゆる細胞を作る元になる物質ですから、
人体にとって決して無駄な物ではないのですが、
これが増え過ぎると、血液の中に余分な脂肪分が増えることにつながります。

 

増えすぎた脂肪が血管壁に付着すれば、血管が狭くなって血行が悪くなりますし、
動脈硬化を促進することにも繋がって、血管の柔軟性も失われてしまいます。

 

脂質異常症は、毎日の食生活をはじめとする
「生活習慣」による影響が表れやすい病気。
「コレステロールが高い」と言われたら、
自分の食事を振り返ってみることが大切です。

 

 

●糖尿病
血管の中にブドウ糖があふれている状態です。
ブドウ糖は炭水化物が分解されることによってできる物質であり、
私たちが生きていく上で決して欠かせないエネルギー源となるもの。

 

しかし、ブドウ糖を細胞内に取り込むために必要な
「インスリン」というホルモンが不足すると、
血液中にブドウ糖が余った状態になってしまうのです。
(十分量のインスリンがあったとしても、それに対する反応性が悪いために
ブドウ糖を取り込めないタイプの糖尿病もあります)

 

余剰なブドウ糖は血管の細胞を傷つけてしまいますので、
これが原因で動脈硬化や血管障害を引き起こすことも少なくありません。