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家事だって運動になり得る!

適度な運動は、全身の血行を改善する上で非常に大切なことです。

 

しかし、それはなにも、
「スポーツをしなければならない」ということではありません。
とにかく、身体を動かして活動量を増やせば良いのです。

 

そう意味では、家事だって十分な運動になります。

 

例えば、毎日こまめに雑巾がけをしたり、庭で草むしりをしたり、
ちょっと遠回りをして買い物に出かけてみたり、
ペットを連れて遠出してみたり。

 

皿を洗っている時に、かかとの上げ下げ運動をしたり、
太ももに力を入れて立ち仕事をしたりするのも良いですね!

 

家事をする時に、身体の筋肉を意識しながら行うようにすると、
思った以上に血行が良くなって、良い汗かきますよ◎

 

たまに真面目に家事をやると、
「結構、良い運動になるんだな〜」と実感します。

「1エクササイズ」の目安

厚生労働省では、「健康づくりのための運動指針」という指針を発表して、
理想的な運動量を示しています。

 

そこで基準になっているのが、「1エクササイズ」という単位。
これは、身体活動の強度を示す「メッツ」と、
運動量(時間)の乗算で求められます。

 

この基準を元に家事の運動量を考えてみると、

 

掃除を20分行えば、1エクササイズ。
庭仕事は15分で1エクササイズ。
買い物に行って1時間歩けば、4エクササイズになります!

 

厚生労働省では1週間あたりで23エクササイズの活動量を推奨。
家事を頑張れば、かなり目標に近づけますよね。

 

ちょっとした運動でも、筋肉を使えば
自ずと動脈もマッサージされて血行も促進されます。

 

血行不良による不快症状にお悩みの方は、一度、
自分がどれだけ筋肉を使っているのかを意識してみると良いでしょう。

 

特に、下半身には大きな筋肉が集中していますので、
万歩計などを利用して
どれだけ歩いているかをチェックしてみると分かりやすいです。

 

「あ〜。ほとんど歩いてないなあ」と自覚したら、
それは正真正銘の運動不足(笑)。

 

日頃の活動量を増やして、血行促進を図りましょう。

消費エネルギーを増やすテクニック

活動量を増やす、と言っても、
動き方によってはあまり効果が期待できない場合もあります。

 

筋肉を効率よく使って血行を改善するためには、
キビキビ、テキパキとした動きを心がけることがポイント!
これだけで、消費エネルギーもかなり違ってきます。

 

例えば、ゆっくり歩きで30分ウォーキングするよりも、
早歩きをしたほうが消費エネルギーは55kcalも増えるんですよ◎

 

実際に比べてみると、確かに、汗のかき方が違います。
ゆっくり歩いた場合は、
さほど血行が良くなったという実感もありませんが、
早歩きをした後は、手足がポカポカとあったかい!

 

また、座って作業をするよりは、立って作業をするほうがおススメ。
消費エネルギーが、1時間で73kcalも増えるのです。

 

同じ運動でも、ちょっとしたことに気をつけるだけで
消費エネルギーをこれだけ増やすことができるというのは、
ダイエッターにとっても耳よりな情報ですよね。

 

しかも、ノロノロ動くよりはキビキビしているほうが
仕事がデキる風に見えませんか(笑)?

 

自分の体内の血行を促進できるというばかりではなく、
他人に移る自分の姿、
自分に対する評価さえも変えることができるかもしれません。