ストレッチは運動ですか?
女性誌の美容特集やダイエット特集で、
有名人が“美の秘訣”としてよく紹介しているのが、
「寝る前にストレッチで体をほぐしています」というフレーズ。
「ストレッチで運動じゃないじゃん!そんなんで痩せられるのかよっ」
…と、心の中で厳しい突っ込みを入れている方も多いのではないでしょうか(笑)。
実は筆者もそんな一人でした。
ストレッチというと、やはり
“スポーツに付随する準備体操”という印象が強いですし、
“筋が伸びる”感覚はあっても、
息が上がったり汗をかいたりはあまりしないし…。
「そんなことで痩せられるのかしら?」と、ずっと疑問だったんです。
女優さんやモデルさんは、きっと、日々もっとハードなことをしているのでは…と。
ところが、驚いたことに、ストレッチだけでも身体は変わるものです!
もともとは脚のつかれやむくみを解消する目的で
寝る前にごく簡単なストレッチを取り入れるようにしたのですが、
何もしていなかった頃に比べると脚のカタチが全然違います。
さらに、股関節をほぐしたり前屈したり、開脚したり、
背伸びしたりブリッヂしたり…と、
だんだんストレッチのレパートリーを増やしていったところ、
ベルトの穴が2つくらい緩くなりました。
体重は、2kgくらいしか変わっていないのですが、
主に下半身のシルエットが締まってきたんです。
つまり、結論は、「ストレッチだって立派な運動だった!」ということ。
(カーヴィーダンスで有名な樫木先生によれば、
ストレッチには「鍛える」という意味もあるのだとか)
筋肉の凝りをほぐすことで血管もやわらかくなり、全身の血巡りがUPします。
血巡りが良くなれば、酸素や栄養素を
スムーズに全身に運ぶことができるようになって
身体の不調やお肌のトラブルも徐々に緩和してくるんですよ◎
筋肉を意識して使うことが大切!
ストレッチで血巡りUP効果を目指す場合、
ちょっと気をつけて欲しいことがあります。
それは、使っている筋肉を意識しながら行うということ。
筋肉を意識して使うと、同時にその近くを走っている血管がマッサージされて
自ずと血巡りも改善していくのです。
ただ漫然と身体を伸ばしているよりも、
「今、ココの筋肉に力が入っているな」と意識しながら行うほうが、
筋肉や血管への刺激が伝わりやすくなるのだそうです。
(脳と筋肉は神経を介して繋がっているため)
たかがストレッチ、されどストレッチ。
何もしなければ、意識して筋肉を使う機会もほとんどないわけで、
自ずと血巡りの状態も悪くなっていきます。
それがいわゆる、「代謝が悪い」状態。
老廃物の回収が滞って身体に毒素が溜まりやすくなり、
むくんだり、便秘がちになったり、肌がくすんだり…。
女子としては絶対に避けたい状態ですよね!!
日頃から意識的に筋肉を使う生活を心がけましょう。
余裕があるならウォーキングにもチャレンジしよう!
ストレッチだけでも血巡り改善の効果は十分に期待できるのですが、
もし時間や体力に余裕があるならば、
ぜひ取り入れて欲しいのが「ウォーキング」です。
TVや雑誌でも散々特集されていますので、
「またか〜」といううんざり感も否めませんが(苦笑)、
やはりウォーキングは他の運動と比べて費用対効果が圧倒的に高いんですよ。
なにしろ、正しい基本姿勢さえ守っていれば、
歩くだけで全身の筋肉を効率よく使える運動。
筋肉を使えば血管もほどよくマッサージされますので、
全身の血巡りが促進されます。
それも、お金を全くかけず、“タダ”で!
ストレッチで体をほぐしたあとに歩きに出かけると、
ちょうどよく身体も温まっていますのでケガをするリスクも低くなります。
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