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筋肉を使わないことによる弊害とは

「運動不足は健康に良くない」
…コレ、すでに使い古された感がある言葉ですよね。
どんな健康雑誌にも決まり文句のように書いてありますし、
TVの健康特集でも運動ネタは多いものです。

 

一体、なぜそこまで“運動”が重視されるのでしょうか?

 

実はそこにも、血管の健康が密接に関わっています。

 

運動不足になるということは、
言い換えれば身体の筋肉を使う機会が少なくなるということ。
車社会に慣れてしまった現代人は、昔の人に比べれば
圧倒的に筋肉を使わない生活になっていると言えるでしょう。

 

筋肉を使うと、同時にその近くを走っている血管もマッサージされます。
血管がマッサージされると、おのずと血流が整えられ、
酸素や栄養素をスムーズに全身に運ぶことができるようになるのです。

 

逆から考えると、運動不足の時は血巡りの状態も悪くなっているわけで、
末端の組織まで酸素や栄養素が十分に行き届いていないんですね…。

 

また、老廃物の回収も滞ってしまうために身体に毒素が溜まりやすい。
結果として、体に様々な不調が表れてくるというわけです。

ウォーキングはなぜ良いのか?

運動が健康に良いことは分かっている。
でも…、毎日忙しくてそれどころではない!!!

 

…おそらく、世のサラリーマンの大半の方は
このようなジレンマに悶々としていることでしょう。

 

もちろん、中には、毎日仕事帰りにジムに通って汗を流すという
ストイックな生活を続けていらっしゃる方もいます。
よほど意思が固くないとそんな生活は続けられないと思いますので、
そういう方はスゴイな〜と尊敬しますよ。

 

しかし、“健康”のみに焦点を当てるならば、
ジム通いまでしなくてももっと簡単にできる運動があります。

 

それが、ウォーキングです。

 

うつむかず、前方をまっすぐ見て歩くという基本姿勢さえ守っていれば、
ウォーキングは全身の筋肉を効率よく使える運動。
筋肉を使えば血管もほどよくマッサージされますので、
全身の血行が促進されます。

 

有酸素運動の一種ですから、脂肪燃焼効率も高くダイエットにも効果的ですよ◎

 

また、近年は、
ウォーキングには脳を活性化させる効果があることも分かっています。
ボケ防止には、脳トレよりもウォーキングが良いと言われるほど!

 

1日20分程度でも効果がありますので、
ちょっと早く起きて近所を歩いてみてはいかがでしょう。

 

朝の空気は、想像以上に気持ちが良いものですよ。

ストレッチも立派な運動の一種!

「ウォーキングは近所の目が気になって恥ずかしい」
…そんなあなたには、ストレッチをおススメします。

 

ストレッチというと、“スポーツに付随する準備体操”という印象が強く、
あまり運動効果は期待できないような偏見があるかもしれませんね。

 

しかし、ストレッチだって立派な運動!
筋肉の凝りをほぐすことで血管もやわらかくなり、全身の血流がUPします。

 

血流が整うと、酸素や栄養素をスムーズに全身に運ぶことができるようになり…
というこの効果こそ、運動の効果そのものですよね(笑)。

 

副交感神経優位の状態を作り出して
心身をリラックスさせてくれる作用もありますので、
神経が高ぶって眠れない夜にもおススメです。