動脈マッサージの注意点
健康増進、美容効果バツグンの動脈マッサージ。
しかし、どんなに効果的な健康・美容法も万能ではありません。
やり方がマズかったり、その方法に頼りきりになってしまえば
せっかくの効果も落ちてしまいます。
動脈マッサージの注意点としては、とにかく習慣的に続けること!
動脈マッサージ法はあくまでも民間療法的な健康法であり、
今日始めて明日には身体の不調がすっかり改善された…
という劇的な効果は残念ながら期待できません。
とにかく、毎日続けることが大切です。
1日のうちで、例えば「朝、起きたら布団の上でやる」とか
「夜、寝る前に布団の上でやる」とか、自分なりのルールを決めましょう。
そうすれば、無理なく生活の中に取り込むことができると思います。
また、やり方に関する注意点としては、「適性な力加減で行う」ということです。
あくまでも“血管をマッサージする”わけですので、
皮膚を優しくさすっているだけでは血管への刺激が十分ではありません。
皮膚の下、深い部分を通っている血管を意識しながら、
「ちょっと痛い。でも、気持ち良い」と思う程度の力加減で揉みほぐすことがポイントです。
最後に、最も大切な注意点を一つ…。
血圧や血中コレステロール値の異常などで通院している方は、
必ず、事前に医師に相談した上でマッサージを始めましょう。
これは、動脈マッサージに限らず、あらゆる健康法について言えることです。
巷に出回っている健康法には、“眉つばモノ”も多いもの。
自己判断せず、医師の見解を聞いた上で始めるのが賢明です。
動脈マッサージだけでは健康になれない
血管をマッサージすることで血液の流れをスムーズにすることは、
あらゆる不調を改善する上で非常に効果的です。
しかし、その方法に頼るばかりでは真の意味で健康を手にすることはでいません。
なぜなら、体を作っている元になるのは“食事”だから。
食事のバランスが悪ければ、丈夫な血管を作ることはできません。
注意点としては、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの
いわゆる「五大栄養素」をバランスよく摂取すること!!
外食や中食(コンビニなど)が多くなりがちな現代人の食生活は、
どうしても脂質や炭水化物に偏りがちですが、それでは健康な血液は作れません。
血液が健康でなければ、その血液を元に構成される細胞も健康になれない…。
それでは、どんなに血管をマッサージしても、体の不調は改善されないでしょう。
若いうちから、日頃の食事を軽んじることなく
栄養素に配慮して食生活を送ることが大切です。
栄養バランスが良く、味や見た目も楽しめる食事は、脳を良い意味で刺激します。
脳が活性化すれば、自ずと消化力もUP!
便秘や下痢といった消化器系の不調も改善されるハズです。
精神的なストレスとうまく付き合おう
せっかく「健康増進に良い」と言われる方法を実践していても、
その効果を妨げてしまう要因がいくつかあります。
そのうちのの一つが、精神的なストレスです。
あまりに強いストレスが長期間にわたって続くようだと、
自律神経のバランスが崩れ、動脈が常に収縮して血流が悪くなってしまいます。
脳内にある中枢から出された命令が
自律神経やホルモンを介して動脈に伝えられることで
血流をコントロールしているわけですが、
この制御機能がうまく働かなくなってしまうのです。
もっと具体的に言うと、交感神経と副交感神経のうち、
交感神経が優位になって血管を収縮させてしまうため、
血圧が上がったり血巡りが悪くなったりしてしまうというわけ。
動脈マッサージの効果を上げるための注意点としては、
このような状態を避けるためにも
精神的なストレスをため込まないことが挙げられるでしょう。
趣味を持つなり、相談相手を見つけるなりして、
自分なりのストレス解消法を持つことが大切です。
関連ページ
- 運動で血行を良くしよう!
- マッサージで血行を促進
- 上半身の血行を促進する方法
- 下半身の血行を促進する方法
- 骨盤のゆがみを矯正して血行改善
- 指先の血行を促進しよう
- タオルを使って血行を改善
- 血行を促進するエクササイズ
- 血行を促進するヨガのポーズ
- 整体に通えば血行が良くなる?
- 血行が良くなるツボ
- のぼせと血行の関係
- ストレッチで血巡りUP
- ウォーキングの健康効果
- 適度な運動が健康な血管を作る
- 家事を頑張って血行を改善しよう
- 健康づくりのための運動指針
- 太もものストレッチで血流改善
- 血管と健康の関係
- 動脈マッサージとは
- なぜ動脈マッサージが良いのか
- 動脈マッサージの効果
- 血行促進マッサージdeバストアップ
- 血流促進で腰痛・肩凝りを一気に解消!
- 肩の血行改善で疲れ知らず!
- 頭部の血行改善で集中力UP!
- 腕をマッサージして血行促進