なぜ動脈マッサージが良いのか
心臓から全身へ血液を届ける役割を担う動脈。
パイプが硬くなったり詰まったりすると、
各細胞に栄養が行き届かず、健康に甚大な影響をもたらします。
そのような事態を防ぐために効果的なのが「動脈マッサージ」。
皮膚の上から動脈を揉みほぐすだけの簡単なマッサージですが、
動脈を常に柔軟に・若々しく保つためには非常に効果的です。
まず、動脈マッサージによって血管が柔らかくなれば、
血液の巡りが良くなって全身に新鮮な血液を運ぶことができます。
新鮮な血液に含まれる新鮮な栄養や酸素は、
身体中の細胞や組織を活性化させることにつながるでしょう。
さらに、動脈をマッサージすることで、同時にリンパ管を刺激することもできます。
リンパ管は、体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収する役目を担うもの。
リンパには細菌を撃退して病気から身体を守る役割もありますので、
リンパの流れがスムーズになることは、
身体の浄化作用を促進することや病気から身を守ることにつながっていきます。
さらに、自分で自分の動脈をマッサージするということは、
マッサージ部位を制御している脳の神経細胞を刺激することにもつながり、
脳の血流を増加する効果があります。
頭がボーっとしてやる気が出ない時、動脈マッサージをすることで
脳の働きをUPさせることができるんですよ◎
最後は、女性なら誰でも嬉しい美容効果!
血流が良くなれば、お肌に蓄積した老廃物もスムーズに回収されますし、
必要な栄養素もどんどん届く!
醜いむくみ&くすみが取れて、
「なんかキレイになった?」
と言われること間違いナシです。
どこでも簡単♪
動脈マッサージの便利なところは、どこでも簡単にできること。
道具も使わず、自分の手があればできることですので、お金もかかりません。
数ある健康法の中でも、非常にリーズナブルな方法と言えるでしょう。
具体的なやり方をご紹介しますと…
例えば、片方の手の平で、片方の腕をギュッと握ります。
この時、手の平や指をぴったりと押し付けることがポイントです。
そして、「痛気持ち良い」と感じる程度の力加減で上下左右にしごく。
(“マッサージ”と言えども、そこそこ力を入れて揉むことが大切です)
このようなやり方で、腕、頭部、顔、首、肩、胸、腹部、腰、太もも、ふくらはぎ…と、
身体の各部をマッサージしてみましょう。
筆者のおススメは、特に“頭部”のマッサージです。
仕事中の眠い時間帯にやってみると、効果テキメン!
頭をスッキリして、目が覚めますよ。
いつでも・どこでも・簡単にできますので、
自宅のみならず会社や通勤中の電車の中でもできます。
「なんとなくスッキリしない」と思った時は、試しにトライしてみてはいかがでしょうか?
効果的なやり方
動脈マッサージの効果的なやり方は、次の通りです。
★毎日続けることが大切
★起床後や就寝前など、毎日時間を決めて行う
★決まった順番でマッサージする
★深い部分にある血管を意識してマッサージする
★マッサージする際には、その部位を傷めない程度の力加減で!
(皮膚を傷つける場合がありますので、必ず爪は切っておきましょう)
…動脈マッサージに限らず、いかなる健康法も、継続することが大切。
1日、2日では効果が実感できなくても、
正しいやり方を続けていれば少しずつ身体に変化が表れてくるハズです。
ただし、このような健康法は、万能ではありません。
医師が処方する薬とは違いますので、
何か気になる症状があってそれがなかなか消えないという方は、
自分で判断せずに1日も早く専門医を受診することをおススメします。
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