血行ドットコム

血行は健康のバロメーター

私たち人間の身体は、体重の約70%が水分であると言われています。
血液に関して言えば、成人で
約3000〜4000ml相当の血液が流れているのだとか!
(※もちろん、個人差はあります)
心臓は、1日10万回もの拍動を繰り返しており、
約4Lの血液が体内を循環しているんです。

 

ところでみなさんは、血液がどんな働きをしているのか
正しく説明できますか?

 

血液の主な役割とは、栄養分や酸素を体内各所の細胞に届けること。
同時に、体内で発生した老廃物や二酸化炭素を回収し、
腎臓や肝臓に運ぶ役割も担っています。

 

血行が悪くなると、当然、この循環も滞ってしまいますよね。
するとどうなるか?

 

そう!様々な病気を引き起こしてしまうのです。

 

最初は、肩こりや関節痛といった軽微な症状ですが、
血行が悪い状態が慢性的に続くようだと、
血管の状態にも徐々に異変が生じてきます。

 

生活習慣病として悪名高い、動脈硬化や高血圧もその一つですね。

 

血行不良で起こるこれらの症状は、その症状自体というよりも、
二次的に引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞といった病気が怖いのです。
重篤な後遺症が残るケースも多いですし、
一歩間違えば命を失うことにもなり兼ねません。

 

取り返しのつかない病気を発症する前に、血行を改善する努力をしましょう。

 

血行は、自分の健康状態を知るバロメーター。
血行不良は、東洋医学では“病気の一歩手前”の“未病”の状態に分類されます。
この段階で手を打っておけば、大きな病気になって
肉体的・精神的・経済的に負担を強いられることもないでしょう。

 

血行が悪いとこんな症状が…

血行が悪いとこんな症状が…
年に数回、血液検査をきちんと受けている方なら、
血液成分や血圧の状態は定期的にチェックできるでしょう。

 

しかし、大切なのは、普段の暮らしの中で自分の血行の状態を自覚すること。
血行は直接数値化できるわけではないため、
日頃の健康状態をチェックすることが病気を防ぐ予防策となるでしょう。

 

例えば次のような症状、心当たりはありませんか?

 

肩・関節・腰の痛み

血行不良によって乳酸をはじめとする疲労物質の代謝が滞ってしまうと、
筋肉が炎症を起こしたり過度に緊張したりする状態が長く続きます。
筋肉が緊張して硬くなると、その周囲の血管も圧迫されてますます血行を阻害!
これが痛みの原因となるわけです。
特に、頭を支える首や、身体の軸を成す腰、
体重の負荷がかかる関節には疲労物質が溜まりやすいと言われています。

 

冷え

血液の役割の一つが、体温の調整。
血行が悪くなると、身体の各所に熱を運ぶ機能も低下するため、
特に身体の末端が冷えてしまいます。
結果として、風邪や頭痛、生理痛など様々な不調をきたします。

 

肌荒れ

血行が悪くなると、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)も
うまくいかなくなってしまいます。
その結果、くすみやかさつき、シミといった嬉しくない症状が…。
肌細胞に栄養も行き届かなくなるため、血色も悪くなりがちです。

 

“むくみ”を甘くみることなかれ!

血行が悪くなると、健康や美容に多大な影響を与えます。
ちょっとは、危機感を持っていただけたでしょうか?

 

病気になってからでは遅いので、日頃から
自分の身体の“血行”(=血巡り)にも留意して生活したいものです。

 

ところで、血行不良の症状として見過ごせないのが、“むくみ”。
みなさんも、一日中出歩いたり、長い時間立ち仕事をしたりした日の夕方、
「足がむくんで靴がきつい…」と感じた経験はありませんか?

 

むくみは、体内の血管内、細胞内、細胞間の水分バランスが崩れてしまった状態。
細胞外に水分が増えすぎているんですね。
特に重力の影響を受けやすい下半身で発生することが多く、
筋肉の少ない足首がむくみやすいようです。

 

むくみやすい人は、血行が滞っている証拠!
運動で筋肉を鍛え、心臓に血液に戻す“ポンプ”の働きを強化して
血液の循環をスムーズにしましょう。

 

また、むくみは次のような病気のサインとなる場合もあります。
こんな方は要注意!
心当たりがある方は、早めに病院にご相談ください。
重篤な病気の可能性があります。

 

全身、特にまぶたのむくみが長く続く

腎臓の病気の可能性アリ

 

脚がむくむ。動悸、めまい、息切れがヒドイ

心臓の病気の可能性アリ

 

おなかがむくむ

肝臓の病気の可能性大!

 

皮膚を数秒間強く指で押してもはじかれてしまうほど、むくみがヒドイ

甲状腺の病気が疑われる。