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その筋肉痛、原因は血行不良?

身体の各所に必要な栄養を届け、
同時に、不要な老廃物を回収する役割を担う「血液」。
血行不良になるとこの循環がうまくいかなくなるため、様々な不調が出てきます。

 

「血液の巡りが悪いと、身体の調子が悪くなる」
とは誰でもなんとなくご存知だと思いますが、
具体的にはどんな症状が出てくるのでしょうか?

 

実は、真っ先に血行不良の影響を受けるのが、筋肉。
「エネルギーを大量に消費する臓器」と言えば
“脳”を思い浮かべる方が多いと思いますが、
筋肉も脳に負けず劣らず大量のエネルギーを消費します。
筋肉は、エネルギーの供給を受けなければ収縮することができないのです。

 

そのエネルギーとなる栄養素や酸素を運んでいるのは血液。
血行不良になると、この栄養素や酸素の供給がうまくいかなくなり、
同時に乳酸などの疲労物質や発痛物質の回収もできなくなってしまいます。

 

つまり、筋肉に必要な栄養素は行き届かず、老廃物は回収されない状態…。
結果的に、筋肉痛のような痛みや疲労感に悩まされることになるのです。

 

原因不明の筋肉痛や疲労感は、血行不良によるものである可能性が高いんですよ!

 

血行不良は高血圧の引き金に!

サイレントキラー・高血圧
血行不良の状態になると、身体はまず、
「全身により多くの血液を送ろう」という方向に働き始めます。

 

つまり、血液を循環するポンプの役割を持つ心臓の馬力をUPさせて、大量の血液を送り出すんですね。この時、当然のことながら血圧(=心臓が血液を押しだす圧力)も上がってしまいます。つまり、血行不良は高血圧の引き金の一つであるということ!
血行不良を改善しない限り、
慢性的に高血圧の状態が続いてしまう場合も多いんです。

 

高血圧を放置しておくと、血管に加わる圧力が高くなって
動脈が硬くなってしまいます。
これが、みなさんもご存知の「動脈硬化」の状態ですね。

 

動脈硬化は、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、脳出血…等々、
恐ろしい病気の引き金になる症状。
自覚症状がほとんどないまま、ある日突然、
致命的な病を発症する可能性もあるのです。

 

血行が不良かどうかは自分ではなかなか分かりづらいものですが、
血圧は自分の血行状態を知る上での一つの指標となり得るでしょう。
健康診断の時の血圧チェックや血液検査だけではなく、
日頃から、自分の血圧を気にする習慣をつけておくことをオススメします。
体重を気にするみたいに、ね(笑)。

 

【参考】正常な血圧とは

 

WHO(世界保健機関)/ISH(国際高血圧学会)、
米国高血圧合同委員会が定める正常な血圧値は次の通り。

 

・収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が85mmHg未満

 

血行不良は万病の元

血行不良がもたらす原因

 

血行不良は慢性的な高血圧の引き金となり、致命的な病の原因となります。

 

また、身体の「冷え」も助長するため、
体内の“酵素”の働きも低下させてしまいます。

 

酵素とは、細胞の合成や分解、代謝を担う物質。
体温(身体の表面)が37℃の状態で最も活発に機能すると言われ、
高過ぎても低過ぎても正常な働きができません。

 

「体温が1℃下がると酵素の活性は50%も下がってしまう」
というデータもあるくらい…。

 

血行不良で身体が冷えた状態が長く続くようだと体温も低下してしまうため、
この酵素の機能も低下してしまいます。
すると、結果的に次のような不都合が生じることに!!

 

■免疫活性が低下→ウィルスや病原菌を退治できなくなってしまう。

 

■遺伝子を修復する酵素の働きが低下→がん細胞の発生を抑えられなくなってしまう。

 

■身体を錆びつかせる“活性酸素”を中和する機能が低下→老化がスピードアップ!

 

…健康だけではなく、美容まで損なってしまう血行不良。
いつまでも若々しく、健康に暮らすためにも、
血行不良は1日も早く改善する必要がありそうですね☆